ピロリ菌を学ぶ
勉強会内容
今月のミーティングでは「ピロリ菌」をテーマにしました。
【ピロリ菌とは】
・ピロリ菌は慢性胃炎、萎縮性胃炎、そして胃がんの原因となる。
・除菌治療により、胃がん発生を3分の1にまで減らすことができる。
【対策】
・福岡市は内視鏡検診でピロリ感染を診断。
・ピロリ菌除菌療法には胃酸分泌抑制が必須。
【情報共有】
・7日間いかにPH6~7を維持できるかが重要で、朝夕必ず飲み忘れの無いように指導。
・喫煙、アルコールも胃内のPHを変化させるので、少なくとも7日間はやめるように指導。
・下痢、軟便、味覚異常、口内炎などの副作用は軽微で一過性のものが多く、できるだけ服用を続けるように指導。
・除菌後2ヶ月後で尿素、呼気試験による除菌判定、内視鏡検査再診を行う。
・除菌後、PPI、H2ブロッカーを服用すると疑陰性になるので服用しない。
2017/6/1 薬局内ミーティング