薬局ミーティング(17/06/01)
勉強会内容
テーマ:ピロリ菌
・ピロリ菌は慢性胃炎、萎縮性胃炎、そして胃がんの原因となる。
・除菌治療により、胃がん発生を3分の1まで減らすことが出来る。
・福岡市は内視鏡検診でピロリ感染を診断。
・ピロリ菌除菌療法には、胃酸分泌抑制が必須。
・除菌後、2ヶ月(8週間)後、尿素呼気試験による除菌判定、内視鏡検査再診をする。
・除菌後、PPI、H2ブロッカーを服用すると疑陰性になるので服用しない。
薬剤師へのお願い
・7日間、いかにPH6~7を維持できるかが重要で、朝夕必ず飲み忘れの内容に指導。
・喫煙、アルコールも胃内のPHを変化させますので、少なくとも7日間はやめるように指導。
・下痢、軟便、味覚異常、口内炎などの副作用は軽微で一過性のものが多く、できるだけ服用を続けるように指導。
その他
・まちがい大作戦(今月の間違いの原因を確認し、対策を講じる)
初めて出る薬や規格に注意。
・患者様の退院時の薬に注意
など。